日 時 10月19日(土)13:45~16:30
場 所 佐賀市 アバンセ第2研修室
参加者 塾生3名 (他スタッフ9名)
本日のスケジュール
・「地元議会を知ろう!地元議会の課題に気づく」についてのレポート発表
3名いずれも議場の女性議員の少なさに驚いた様子で、女性政治塾が開催されている意義を感じたそうです。子育て政策に取り組んでいきたいという塾生
①子どものことで一般質問した議員が少なかったので、女性議員が増えた方がこのテーマへの関心・取り組みが増すのではないかと思った。
②執行部の答弁は前向きなものが少なかった。執行部が男性ばかりということは影響するのだろうかとの疑問も生じた。③県との関係上、市単独では実行できないとの答弁が多かったが、この流れは何とかして変えられないのかと思った。
質問時は数字の出現が多く、PPやスライドなどの利用が出来ないものかとの感想もありましたが、これについては佐賀市議会・県議会では検討中とのことです。
発表後、1人1人に講評があり、声の抑揚や語尾上がりなど、表現上の癖へのアドバイスや、なぜ議員になりたいと思っているのか、また自分が議員になったら何に取り組みたいのかなどの視点をもって傍聴することの大切さなどが助言されました。
・講義 「新人議員の話を聞く」~立候補を決意し当選するまでの道のり~
講師 佐賀市議会議員 諸富八千代さん
〃 鳥栖市義解議員 和田 晴美さん
諸富八千代さんは、世の中の仕組みが健康な男性を基準に考えられているので、公平もさることながら、公正を目指したいと思って立候補を考えたとのこと。立候補までに準備することとして
1)自己理解;ぶれない自分をつくる「どうして議員になりたいのか」「どんな政治、どんな未来を目 指しているのか」を言語化できるようにする。SNSでの発信、問題意識の発信などの機会を大事にして
2)家族の応援;応援してくれると強い味方になる
3)しくみづくり;選挙や政治活動に専念するための体制づくりを。子どもが熱を出した時にフォローしてくれる人を見つけるなど、安心して活動できる環境つくりをなどとアドバイスがありました。
和田晴美さんは議員になるかどうか8年間考えて、気持ちを固め準備した。娘が応援してくれたのが何より力になった。鳥栖市議の報酬や選挙にかかった費用もつまびらかにし、経済的な厳しさを2期目以降立候補を諦める理由にする人がいると語りました。また選挙に向けての具体的な準備として
①グレーゾーンが多いので公選法の確認など、法律は調べておくべき。
②三役を決め、後援会届出などを手伝ってもらうことになるが、議員と言うのは自分だけでなく、支えてくれる人たちの思いが託されるので、大切にしてほしいなどの内容に、お二人のお話は、とても参考になったとの声が挙がっていました。
・グループディスカッション
~議員になったらやりたいことを考えよう~
4人の県市町議員のアドバイスのもと、最終回でのプレゼンテーションのまとめ方、発表の仕方等についてのディスカッションを行いました。
コメントをお書きください